それでも業績回復の足取りは重い。2018年2月期決算は連結売上高1554億円(前期比2.3%減)、営業利益21億円(同14.6%減)、売上高営業利益率は1.3%に止まった。一時的な経費である10億円がなければ前期実績を上回ったというが、それでも営業利益は31億円で売上高営業利益率は1.9%。斎藤前社長が公約した「営業利益140億円、営業利益率7%」には、遠く及ばない。
斎藤前社長は2017年2月期にTSIホールディングス発足後の最高益を記録するなどの成果は残したが、2018年5月に退任...
NTTデータがM&Aによる海外展開を加速している。2016年以降の主なクロスボーダーは14件に達する。持ち株会社のNTTは海外事業の収益力を一段と高めるため、NTTデータを含む子会社を管理する中間持ち株会社を設立する。
双葉電子工業は蛍光表示管(VFD)、有機ELディスプレー、タッチセンサー、複合モジュール、産業・ホビー用ラジコン機器などの電子デバイス製品や金型用器材、生産器材などを手がける製造業。これだけ幅広い製品を提供できるようになった理由はM&Aだ。
パーク24の快進撃が続いている。24時間無人営業の「タイムズ駐車場」は全国で1万7000件を超える。カーシェアリングでは会員数が100万人を突破し独走状態に。昨年は初の海外M&Aを行い、駐車場のグローバルプレーヤーとして一歩を踏み出した。
レストランやスーパーなどの商空間の設計や施行などを手がけるラックランドのM&A戦略が2巡目に入った。1巡目は商空間を構成する5分野でM&Aを活用した体制作りを実施。2巡目はこれら分野をエリアごとに拡充するためのM&Aを実施する。