【ロート製薬】2030年にありたい姿に向けM&Aを推進

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写真はイメージです

日本のリーディングカンパニーに

ロート製薬は2019年2月に創業120年を迎えたのを機に、2030年にありたい姿を示す「ロートグループ総合経営ビジョン2030」を制定した。合わせてその後の10年間で、注力する事業領域を明確にし、各領域で目指す姿として「事業領域ビジョン2030」を定めた。

事業領域ビジョン2030の一つであるOTC領域では「日本におけるOTC医薬品のリーディングカンパニーを目指す」としており、この目的実現のための取り組みの一つが天藤製薬の子会社化だったわけだ。

【ロート製薬の事業領域ビジョン2030】

OTC医薬品
(一般用医薬品)
日本におけるOTC医薬品のリーディングカンパニーを目指す
スキンケア 肌本来の機能に働きかけ、健やかさを再生するスキンケアを創造する
機能性食品 エビデンスと信用に基づく食品事業を第三の柱に育てる
医療用眼科用薬 アイケアリーディングカンパニーとして医療用眼科領域を開拓し、早期の収益化を実現する
再生医療 革新的なライフサイエンス技術を事業化する
開発製造受託 独自開発力を付加した開発製造受託へ進化させる

このほかに機能性食品では「エビデンスと信用に基づく食品事業を第三の柱に育てる」、医療用眼科用薬では「アイケアリーディングカンパニーとして医療用眼科領域を開拓し、早期の収益化を実現する」、再生医療では「革新的なライフサイエンス技術を事業化する」と具体的な目標を定めた。

スキンケアでは「肌本来の機能に働きかけ、健やかさを再生するスキンケアを創造する」、開発製造受託では「独自開発力を付加した開発製造受託へ進化させる」といったビジョンも示した。

さらに、これら事業を健康、未病、軽度疾患、病気の4段階に当てはめ、スキンケアや機能性食品は健康の位置に、開発製造受託や再生医療などは病気の位置に配置し、健康から病気まで幅広く関与していく姿を示した。

2030年までの間にそれぞれのマスが拡充されることになる。

【ロート製薬の事業】

同社ニュースリリースより

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1974年2月24日、滋賀県近江八幡市に本社を置く近江兄弟社が会社更生法を申請し主力商品のメンソレータムはロート製薬に譲渡された。その後、数多くの建造物を遺した創業者ヴォーリズの遺志を継いで同社は復興を果たす。

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