【会計コラム】現金・預金の横領について考える
先日、ベンチャー業界で29億円という巨額の横領事件がおきました。今回は、現金・預金の横領について、一般の事業会社(特に本社部門)の対応策を考えてみたいと思います。
泉 光一郎
| 2020/6/23
2020.06.23
つまり、ソフトバンクグループにとってワイヤーカードの破綻は、投資先の選定に問題があったのは間違いないだけに「プラスになった」とまでは言えないにせよ、金融エンジニアリングを駆使してリスクヘッジした結果「マイナスを招かずに済んだ」ことになる。
ソフトバンクグループがウィーワークの失敗を受けて、ワイヤーカードでは前もって「手を打った」可能性もありそうだ。そうだとすれば、ソフトバンクグループのファンドスキルは大幅に向上したことになる...
先日、ベンチャー業界で29億円という巨額の横領事件がおきました。今回は、現金・預金の横領について、一般の事業会社(特に本社部門)の対応策を考えてみたいと思います。