保釈中だった前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告が逃亡先に選んだのがレバノン。世界的な注目を集めた8日の記者会見では手ぶり身振りのゴーン節でまくし立てた。ただ、日本の司法制度の後進性や日産経営陣を痛烈に批判し、身の潔白を主張したものの、映画も顔負けの逃亡劇についてはほとんど語らずじまいだった。
ゴーン被告が“自由”の身を求めたレバノンとは、どんな国なのだろうか。
レバノンは国の西側が地中海に面し、シリアとイスラエルに隣接する...
日産自動車のゴーン会長は、開示制度が始まった2010年3月期決算からの役員報酬額は、9年累計で90億900万円と開示。ストックオプションの記載は2018年3月期の三菱自動車工業4700万円のみだった。