吉本興業の岡本昭彦社長が7月22日に緊急会見を開きました。
一部芸人が反社会的勢力から出演料として金銭を授受した問題に絡み、宮迫博之さんと田村亮さんが同社を通さず謝罪会見を強行。会見の中で、岡本昭彦社長が「テープは録ってないだろうな」「会見をすれば、全員クビにする」などと、脅しともとれるような発言をしたと暴露しました。それに対して、業界内外から激しい議論が巻き起こりました。
会社側の会見で岡本社長は50%の減俸、2人の処分は撤回するとしました。しかし吉本興業の会見は遅きに失した上、その内容も人々の不信感を払しょくするものではありませんでした...
日産自動車のゴーン会長は、開示制度が始まった2010年3月期決算からの役員報酬額は、9年累計で90億900万円と開示。ストックオプションの記載は2018年3月期の三菱自動車工業4700万円のみだった。
日産の無資格者による検査不備をはじめ、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レの品質データの改ざんと、次々に企業の不正問題が発覚している昨今。企業不正の根本原因から、企業の社会的な役割について再考します。