会計・税務のニュース記事一覧

誤用していませんか「内部統制」と「ガバナンス」の違い(後編)

誤用していませんか「内部統制」と「ガバナンス」の違い(後編)

金融商品取引法(金融庁)は内部統制の概念から定義をして、会社法(法務省)は会社の機関設計の関連から定義をしているため、現状では金融商品取引法と会社法で別々の言葉で内部統制のことを説明しています。

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誤用していませんか「内部統制」と「ガバナンス」の違い(前編)

誤用していませんか「内部統制」と「ガバナンス」の違い(前編)

ある会合で報告書の草案に「内部統制(ガバナンス)」という表現が出てきました。内部統制とガバナンスは別なので修正となりましたが、馴染みがない人にとっては区別が難しいのかもしれません。そこで今回は、混同されやすいガバナンス関連用語を整理してみます。

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スタートアップの資金調達で注目を集める「J-KISS型新株予約権」とは

スタートアップの資金調達で注目を集める「J-KISS型新株予約権」とは

スタートアップの資金調達で注目を集める「J-KISS型新株予約権」について解説します。J-KISS型新株予約権の発行による資金調達のメリット・デメリットについても言及します。

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コーポレートガバナンスを考える エクイティスプレッドとM&A

コーポレートガバナンスを考える エクイティスプレッドとM&A

東京証券取引所は2023年3月31日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」「株主との対話の推進と開示」「建設的な対話に資するエクスプレインのポイント・事例」の3点を上場会社に通知した。

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【検証】ファミマのTOB価格2300円は不当に安かったのか

【検証】ファミマのTOB価格2300円は不当に安かったのか

東京地裁は、ファミリーマートの買収対価をめぐって反対株主から提起されていた株式買取価格決定訴訟で、2600円とする判決を下しました。TOB価格の2300円は不当に安かったのでしょうか。今回もアナリスト目線で検証したいと思います。

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【M&A税務】令和5年度税制改正法案が国会に提出

【M&A税務】令和5年度税制改正法案が国会に提出

2月3日、令和5年度税制改正法案(所得税法等の一部を改正する法律)が国会に提出されました。今回の改正法案において、株式交付親会社が法人税法2条10号の同族会社に該当する場合は、譲渡した株式交付子会社の株式の譲渡損益課税繰延措置が利用できなくなりました。

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インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは

インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは

反対意見が多くありながらも2023年10月からついに始まる適格請求書等保存方式(インボイス制度)。今回は令和5年度税制改正に盛り込まれる予定の負担軽減措置も含め、「インボイス制度」についてお話しします。

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大手から中小へ「監査法人異動」 の動き|2022年(1-12月)

大手から中小へ「監査法人異動」 の動き|2022年(1-12月)

上場企業のうち、2022年に「監査法人異動」を開示したのは241社と前年から27社(12.6%増)増え、過去5年間で最多となった。会社の事業規模に適した監査対応や監査費用の相当性などで、大手監査法人から中小監査法人に異動する企業が増えたためだ。

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有価証券報告書、サステナビリティ情報開示はじまる

有価証券報告書、サステナビリティ情報開示はじまる

サステナビリティ情報は非財務情報であると言われてきましたが、この一部が財務情報になってきました。日本のサステナビリティ開示基準が公表されれば、有価証券報告書の開示は、その基準に基づいた開示になるものと予想されます。

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公認会計士資格の「誤表記」は「認識不足」で済む問題なのか?

公認会計士資格の「誤表記」は「認識不足」で済む問題なのか?

日本公認会計士協会が昨年12月、大手監査法人など18事務所でが公認会計士の登録がなされていない人物を会計士として監査関係書類などに誤記載していたと公表した。法曹界なら大問題に発展しかねない問題で、単なる「過失」で済む話ではないと思うのだが…

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【会計コラム】「非財務情報が実は財務情報だった」というお話

【会計コラム】「非財務情報が実は財務情報だった」というお話

新聞紙上では、「財務諸表にない非財務情報の開示には投資家の関心が高まっている」といった記事がよく見られます。今回は、これまで非財務情報と考えられてきた情報が、実は財務情報であったというお話をしたいと思います。

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コーポレートガバナンスを考える CGSガイドラインの改訂と取締役会の実効性(下)

コーポレートガバナンスを考える CGSガイドラインの改訂と取締役会の実効性(下)

神田秀樹学習院大学教授が「日本としては珍しくアメリカではなく、ヨーロッパ、特にイギリスを参考に、ボードとエンゲージメントの2つの焦点を当てたことは特徴的」と述べているように、日本のコーポレートガバナンス・コードは英国の制度を参考にしている。

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23年度与党税制改正大綱が決定、スタートアップを強力支援

23年度与党税制改正大綱が決定、スタートアップを強力支援

与党は16日、2023(令和5)年度の税制改正大綱を決定した。「新しい資本主義」の重点投資分野のひとつであるスタートアップ・エコシステムの抜本的強化に向け、保有株式を売却してスタートアップに再投資するエンジェル投資家らへの優遇税制を創設する

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コーポレートガバナンスを考える CGSガイドラインの改訂と取締役会の実効性(上)

コーポレートガバナンスを考える CGSガイドラインの改訂と取締役会の実効性(上)

経済産業省は2022年7月に「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」を改訂した。その中で筆者が欧米諸国との比較で特に興味深いと思った点をいくつか紹介する。

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「組織再編・資本等取引をめぐる税務の基礎〔第5版〕」|編集部おすすめの1冊

「組織再編・資本等取引をめぐる税務の基礎〔第5版〕」|編集部おすすめの1冊

本書は組織再編税制についての税理士向け専門書で、すんなり頭に入ってくる内容ではない。一般人にとっては読み進めるのは極めて困難だろう。にもかかわらず、著者の「プロ向けに分かりやすく解説しよう」という気迫が伝わってくる677ページに及ぶ大著だ。

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カーライルが連日TOB ユーザベースのプレミアムも破格の水準

カーライルが連日TOB ユーザベースのプレミアムも破格の水準

2022年11月9日、ユーザベースはカーライル・グループのファンドが設立した特別目的会社による株式公開買い付け開始のお知らせと、それに対する賛成意見を表明しました。カーライルは前日に公表した東京特殊電線に続くTOBを実施となります。

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破格のプレミアム!カーライルによる東京特殊電線のTOB

破格のプレミアム!カーライルによる東京特殊電線のTOB

株主の皆さん、おめでとうございます!カーライルによる東京特殊電線のTOBが公表されました。買い付け価格は5680円、公表直前終値は2215円でした。この156%というTOBプレミアムは、近年まれに見る破格の水準と言えるものです。

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【会計コラム】のれんの会計処理について

【会計コラム】のれんの会計処理について

M&Aにおける重要な会計論点の1つであるのれんについて、海外ではその処理方法の見直しの検討が進んでいます。実務的にはIFRSの選択適用など、結構影響がある会社もあるのではないでしょうか。今回は改めてのれんついてお話したいと思います。

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【のれんの減損】日清製粉が黒字予想から185億円の赤字に修正

【のれんの減損】日清製粉が黒字予想から185億円の赤字に修正

製粉大手の日清製粉が2023年3月期の業績予想の下方修正を発表。185億円としていた純利益を一転、185億円の純損失へと修正しました。2019年2月にPEファンドから買収した豪州の製粉会社Allied Pinnacle社の減損損失558億円を計上したためです。

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Web3.0とDAO|ブロックチェーンについて解説

Web3.0とDAO|ブロックチェーンについて解説

Web3.0という新世代のインターネットが考案されつつあります。その中でもDAO(分散型自立組織)についてニュース等で耳にする機会が増えてきました。今日はWeb3.0やDAOについて、できるだけわかりやすく考え方を解説します。

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M&Aバリュエーションを考える 現預金の事業性

M&Aバリュエーションを考える 現預金の事業性

アルプス電気とアルパインの経営統合で争点となったバリュエーション・アプローチの下での前提や数値の設定は、米国企業の多くが本店を有するデラウェア州の訴訟である「Appraisal Litigation」ではどう判断されているか、紹介する

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「取締役会での議論に使える会計・ファイナンス」|編集部おすすめの1冊

「取締役会での議論に使える会計・ファイナンス」|編集部おすすめの1冊

2015年より全上場企業で適用されることになったコーポレートガバナンス・コードの導入により、取締役会に対する要求水準が高まっている。上場会社のマネジメント層に知っておいてほしい会計やファイナンスの実践的な知識がコンパクトにまとまっている。

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金融庁の課徴金納付命令額、早くも前年度5倍超に

金融庁の課徴金納付命令額、早くも前年度5倍超に

金融庁の証券取引等監視委員会が2022年度に課徴金納付命令を勧告した不正事案が9月14日現在で12件に上り、早くも2021年度に並んだ。また、金融庁が納付命令を発出した課徴金額は、2021年度(6億3,148万円)の5倍を上回る32億4,771万円に達している

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コーポレートガバナンスを考える 株主提案から考える企業価値の創造(下)

コーポレートガバナンスを考える 株主提案から考える企業価値の創造(下)

欧米の会社が赤字でもPBRが高いのは、中長期的なフリーキャッシュフローの創出期待が大きいからである。これは、価値創造の原則を考えれば明らかである

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親子上場、イオンがメリット強調 「経営強化に合理的」

親子上場、イオンがメリット強調 「経営強化に合理的」

日本で多く見られた親子上場は、コーポレートガバナンスを重視する動きが強まる中で解消が進んできた。しかし、15の上場子会社を抱える流通最大手のイオンは投資家に対し、親子上場の利点を積極的に発信。その流れとは一線を画している。

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