こうした「EV合弁ラッシュ」の裏には中国政府の「新エネルギー車(NEV)規制」がある。同規制は自動車メーカー各社が中国で生産・輸入する台数のうち新エネルギー車が占める割合を定めるもので、現行規制は2018年の施行とされた。そのため前年の2017年にEV合弁ラッシュが起こったのだ。
中国のNEV規制は3年ごとに改定される。2021年には、より厳しい新NEV規制がスタートする。それで前年の2020年にEV合弁ラッシュが起こっているのだ。3年前と同じ構図だ...
M&A Online編集部がM&Aデータベースで調べたところ、2020年1-6月の地域別M&Aは関東が活発だったのに対し関西は低調で「東高西低」だったことが分かった。