2016年7月18日に英半導体設計大手のアーム・ホールディングス(ARM)を買収して4年、ソフトバンクグループ<9984>が同社の売却もしくは再上場に向けて動き出している。現在、ARMの企業価値は340億ドル(約3兆6000億円)とみられ、「高すぎる買い物」と呆れられたソフトバンクグループの買収額320億ドル(当時のレートで約3兆3000億円)を上回っている。
その背景には二つの「幸運」があった...
米国の大手バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズは、がん免疫治療薬の開発に取り組んでいる米国のバイオベンチャー・ピオニール・イミュノセラピューティクスの買収に乗り出した。