ルネサスエレクトロニクス<6723>は2月8日の2018年12月期決算説明会で、希望退職を募集することで組合と交渉中であることを明らかにした。希望退職は約1800人を削減した2014年12月以来。今回の募集規模は国内を中心にグループ社員の約5%にあたる900人程度とされる。2018年12月期は売上高2.9%減の7573億円、営業利益14.8%減の667億円だった。
一方で、ルネサスは海外でのM&Aに積極的に進めている。17年2月に米半導体のインターシルを約3000億円で買収...
ブリヂストンはオランダの地図情報会社トムトムの子会社トムトム テレマティックス ビーヴィーを買収する。トムトムは、あまり聞きなれない企業だが、実は日本での活動を活発化させていた。
日立製作所が攻守で活発な動きを見せている。英国の原子力発電所新設計画を凍結する「守り」の策と、スイスABBの送配電事業の取得、台湾のエレベーターメーカーの買収という「攻め」の策を相次いで打ち出した。