株価は2015年6月に3500円近くまで上昇した後、長らく低迷が続いた。中国経済の減速を背景に鋼材市況が悪化したことが重荷となっている。その後、2016年末ごろから世界景気の回復期待が高まったことで株価は上昇に転じた...
データ分析や決済サービスを運営するメタップスが2015年の株式上場以降、M&Aを矢継ぎ早に重ねて事業を急拡大させている。2020年の目標売上高は1000億円。データを学習して意思決定を支援する「世界の頭脳」となることをめざす。
老人ホーム「アミーユ」を運営するメッセージ(現・SOMPOケアメッセージ)はM&Aを活用して介護業界で成長してきた。しかし施設の不祥事をきっかけに業績が悪化、2016年3月にSOMPOホールディングスの傘下に入り再建をめざすが、道のりは険しい。
夢真ホールディングスは2005年、買収防衛策導入企業に初の敵対的TOBを実施、一躍有名になりました。しかしTOBは失敗に終わり、経営不振の建設会社買収も裏目に出て財務の立て直しに追われることになります。窮地からの復活の原動力となったのもM&Aでした。
イオングループ傘下でグループをけん引しつつ、独自路線・独自ブランドを崩さないツルハホールディングス。当時時価において約75億円相当の株式を割り当てた、くすりの福太郎の子会社化などビッグディールを含め、その歴史をひもといてみる。