2020年1~3月期の企業別のM&A件数(グループ内再編を除く)を適時開示情報に基づき集計したところ、三井松島ホールディングス(HD)が5件(うち1件は売却案件)で最も多かった。同社は非石炭事業への経営多角化に向けてM&Aを推し進めているが、ここへきて一気にアクセルを踏み込んだ形だ。
2位はシステム構築・運用大手のTISの3件。1社で2件のM&Aを手がけたのは大王製紙、パートナーエージェント、イワキ、SHIFTなど16社あった...
韓国関連のM&A件数が回復傾向にある。2019年上期(1-6月)に2件にとどまっていたのが、7-9月に3件増え、5件となった。 日韓関係の悪化がM&Aに与える影響は小さそうだ。