【出光・昭和シェル統合】「合併」避け「親子関係」を選んだ理由は

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出光興産本社(東京・丸の内)

3年ごしの統合協議、出光創業家が一転賛同へ

出光興産は石油元売り2位、昭和シェル石油は同4位。両社は2015年7月、経営統合の協議を始めた。出光がロイヤル・ダッチ・シェル・グループから昭和シェルの株式(議決権比率33.3%)を取得し、昭和シェルの筆頭株主になったのが契機となった。同年11月には経営統合に関する基本合意を締結し、事はスムーズに運ぶかに見えた。ところが、出光の創業家が両社の社風の違いなどを理由に強硬に反対し、以降、統合計画は宙に浮く形となっていた...

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