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内堀失ったユニゾ、ブラックストーンの敵対的TOBで「落城」か

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1株5000円での買収提案をユニゾホールディングス<3258>に拒否された米投資ファンドのブラックストーン・グループが2019年10月15日、ユニゾに同額でのTOBを提案した。ブラックストーンは「対象者(ユニゾ)が同意すること及びブラックストーンと対象者の間で合意書が2019年10月23日までに締結されることを条件」としている。

事実上の「最後通牒」

しかし、通告はプレスリリース公開サイトの「PR TIMES」で一方的に開示されたものであり、ユニゾは 「ブラックストーンから連絡を受けていない」としていること、同意がない場合でも「ブラックストーンは本公開買付けの実施の可否を含めたあらゆる選択肢を検討する」と表明していることから、敵対的TOBに向けた事実上の「宣戦布告」とみられる。要は「白旗を掲げるなら10月23日までだ」との最後通牒(つうちょう)だ。

ユニゾが合意を拒み、ブラックストーンのTOBに反対を表明して株主に買い付けに応じないよう要請したところで、敵対的TOBは止まらない。しかも、ブラックストーンはユニゾ側が買収提案を拒否する根拠となった従業員保護の「仕組み」について、「著しく異例なものであり、前例のないもの」「株主利益を毀損する」と真っ向から否定。交渉の余地がないことをうかがわせている。

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