書店大手の文教堂、上場廃止の危機を免れるも「再建」はイバラの道

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都内の店舗

業績不振に陥っている大手書店、文教堂グループホールディングス(GHD)<9978>が上場廃止の危機をひとまず免れた。9月27日、事業再生ADR(裁判外紛争処理解決手続き)に基づく再生計画が金融機関の同意を得て成立。これに伴い、上場廃止の猶予期間が2020年8月31日まで1年間延びた。

ただ、出版不況で本業の書店事業の立て直しは容易ではなく、再建に向けて、いばらの道が待ち構える。

主力6行と日販、総額46億円を金融支援

再生計画の柱は株式の第三者割当増資を通じた総額46億6000万円の金融支援...

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