早大との共同研究で機能を追加

リーガルテック(東京都港区)は知財デューデリジェンス(精査)を行う際に、重要な文書を共有するためのプラットフォーム「AOS DataRoom 知財デューデリジェンス」の販売を始めた。 

同社はM&Aの際のデューデリジェンス向けVDR(バーチャルデータルーム)を手がけているが、今回は知財に特化し、知財デューデリジェンスを行うためのテンプレートを標準装備したのが特徴。

今後、早稲田大学理工学部の森知財研究所との共同研究を通じて、知財デューデリジェンスに特化した機能を追加していく予定。

価格は10ライセンス月5万円からで、製薬業界をはじめとする製造業向けに売り込み、3年後に2000社への導入と、年間12億円の売り上げを目指す。

誰でも簡単に使用可能 

AOS DataRoom 知財デューデリジェンスは知財に関する機密情報をクラウド上に預かる「オンライン貸金庫」の機能をもっており、知財デューデリジェンスに特化したフォルダ構成としたため、だれでも簡単に使用できる。 

管理者だけが見られる閲覧履歴で買い手の関心度を把握できるほか、ダウンロード、コピー、印刷などのアクセス権を付与できる機能を活用して各グループのユーザーが実行できることを厳密に制御できる。 

日本語、英語、韓国語に対応しており、スムーズにユーザー追加ができるため即日使用が可能。 

リーガルテックは1995年創業のデータ復旧会社AOSテクノロジーズの100%子会社として2012年に設立。VDRのほかにデータ復旧サービスやデジタル・フォレンジックサービス(パソコンなどに残っているデータを解析し、証拠を探す出す調査)、データ消去サービスなどを手がけている。

文:M&A Online編集部