2008年6月には炭素繊維をはじめとする先進複合材料の設計・開発を手がけ、競技用舟艇や航空宇宙、自動車ボディなどの設計や製作、エンジニアリングで成果をあげていたジーエイチクラフトを子会社化している。
炭素繊維以外でも自動車産業への参入をにらんだM&Aがあった。2001年2月にアコーディスから買収した「トワロン」事業をTeijin Twaron B.V.として引き継いでいる。トワロンはタイヤ内部のベルトとして利用される材料だ...
G-FACTORYは飲食店経営のM.I.T(東京都渋谷区)を完全子会社化。同社が経営する飲食店の拡充、新業態開発、海外進出による多店舗展開の加速を狙う。海外展開、M&Aが2019年のキーワードになりそうだ。
カセットテープのトップブランドだった「マクセル」。カセットテープは今も使われているが、最盛期に用いられた音楽録音用媒体としては次々に登場する新しいメディアに主役を奪われた。カセットテープの凋落後、マクセルは波乱万丈の歴史を刻むことになる。
城南進学研究社は「総合教育ソリューション企業」を経営の旗印とする。大学受験の「城南予備校」から出発し、小中高生、乳幼児、大学生、社会人まで教育サービスを広げてきた。こうしたフルライン戦略を可能したのがM&Aによるグループ経営の推進だ。