帝人の沿革 | ||
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年 | 月 | 出来事 |
1918年 | 6月 | 帝国人造絹絲(株)設立 |
1927年 | 2月 | 岩国工場(現岩国事業所)開業、レーヨン長繊維操業開始 |
1933年 | 10月 | 東京・大阪株式取引所に株式上場 |
1934年 | 10月 | 三原工場開業、レーヨン長繊維操業開始 |
1951年 | 12月 | 名古屋工場開業、化学繊維紡績糸操業開始 |
1952年 | 9月 | 岩国新研究所開設 |
1955年 | 11月 | 松山工場(現松山事業所北地区)開業、アセテート長繊維操業開始 |
1957年 | 1月 | 帝人、東レ株式会社、英国ICI社のポリエステル繊維およびフィルムなど、製造技術導入許可を取得 |
6月 | 帝人、東レ、ポリエステル繊維の商標名を「テトロン」に決定 | |
1960年 | 2月 | 大阪・東京両本社体制へ |
10月 | 東京研究所(現東京研究センター)開設 | |
1962年 | 7月 | 米国アライドケミカル社のナイロン6製造技術導入許可を取得 |
11月 | 帝人株式会社へ社名変更 | |
1963年 | 4月 | プラスチック研究所開設 |
1964年 | 9月 | 繊維加工研究所開設 |
1967年 | 9月 | タイの「テトロン」繊維生産販売会社Teijin Tetoron (Thailand) Co., Ltd.(現Teijin Polyester(Thailand)Ltd.)設立 |
8月 | 岐阜工場(現帝人フィルムソリューション(株)岐阜事業所)開業、「テトロン」フィルム操業開始 | |
10月 | レーヨン事業撤収 | |
1972年 | 3月 | 富士教育研修所開所 |
1973年 | 8月 | 西独(当時)Boehringer Ingelheimとの合弁で帝人フェーア・メディカル(株)設立 |
10月 | インドネシアの「テトロン」繊維生産販売会社P.T. Teijin Indonesia Fiber Corp.設立 | |
1978年 | 3月 | 帝人医薬(株)設立(帝人フェーア・メディカルを発展的に解消) |
1978年 | 4月 | ボトル用PET樹脂事業化 |
8月 | 紡績事業から撤収、名古屋工場閉鎖 | |
1982年 | 10月 | 医療用膜型酸素濃縮器「マイルドサンソ」発売開始 |
1983年 | 10月 | 帝人医薬(株)を帝人に吸収合併 |
1985年 | 8月 | 宇都宮工場(現帝人フィルムソリューション宇都宮事業所)開業、「テトロン」フィルム操業開始 |
1987年 | 7月 | 松山・愛媛両工場を統合し、松山工場に改称 |
1989年 | 1月 | システム技術研究所開設 |
1991年 | 10月 | 米デュポン社とポリエステルフィルムの製造販売に関する合弁会社を欧州と米国に設立 |
タイの「テトロン」繊維生産販売会社Teijin (Thailand) Ltd.設立 | ||
1992年 | 10月 | ロンドンに帝人MRC研究所設立(英国Medical Research Councilとの共同研究) |
1993年 | 6月 | 千葉研究センター(現プラスチックステクニカルセンター)完成 |
1994年 | 3月 | 中国江蘇省の南通市経済技術開発区総公司と合弁で裏地の染色加工及び販売会社南通帝人有限公司設立 |
8月 | デュポン社とメタ・アラミド紙の製造販売に関する合弁会社を日本と香港に設立 | |
1995年 | 9月 | デュポン社とナイロン繊維の日本における製造販売会社帝人デュポンナイロン(株)を設立 |
1996年 | 3月 | 「テトロン」フィルムの製造販売会社P.T. Indonesia Teijin Films(現PT. Indonesia Teijin Film Solutions)をインドネシアに設立 |
1997年 | 5月 | ポリカーボネート樹脂の製造販売会社Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd.を設立 |
1998年 | 12月 | 独ビック・グルデン社と新規吸入ステロイド剤に関するライセンス契約を締結 |
1999年 | 9月 | 東邦レーヨン(株)(現東邦テナックス(株))へ資本参加 |
10月 | 米タップ・ホールディング社と、新規痛風・高尿酸血症治療薬について、ライセンス契約を締結 | |
2000年 | 1月 | デュポン社とのポリエステルフィルム事業統合による新合弁会社、世界7カ国で営業開始 |
2001年 | 2月 | オランダのアコーディス社から買収した「トワロン」関連事業、Teijin Twaron B.V.として事業スタート |
4月 | 帝人商事(株)、日商岩井アパレルと合併し、NI帝人商事(株)として営業開始 | |
帝人システムテクノロジーとインフォコムが合併し、新生インフォコムとして事業開始 | ||
2002年 | 3月 | インフォコムがJASDAQ市場に上場 |
アセテート事業撤収 | ||
4月 | 衣料用ポリエステル繊維事業を分社化し、帝人ファイバー(株)設立 | |
10月 | 帝人デュポンナイロンの解散を発表 | |
2003年 | 4月 | 持株会社制に移行 |
産業繊維事業を分社化し帝人テクノプロダクツ(株)を設立 | ||
7月 | 仏イプセン社と医薬品の開発・販売権を相互供与するライセンス契約締結 | |
10月 | 医薬医療事業グループを分社化し、帝人ファーマ(株)を設立 | |
2004年 | 8月 | 東邦テナックス、蘭アコーディス社から米国における同社PAN系炭素繊維事業を買収。北米での同事業の供給拠点を確立 |
2006年 | 5月 | 当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の導入 |
10月 | 帝人ファーマが韓国のYUYU INC.と酸素濃縮器販売の合弁会社を設立 | |
2007年 | 8月 | 水処理分野の新事業開発を担当する「WPT開発班」をCEO直轄の特命プロジェクト組織に改編 |
9月 | 蘭テイジン・トワロンB.V.の社名を「テイジン・アラミドB.V.」に変更 | |
2008年 | 1月 | 帝人ファーマが呼吸器系の在宅医療機器の販売を手がける米アソシエイテッド・ヘルスケア・システムズを買収 |
岩国事業所内に「先端技術開発センター」開設 | ||
5月 | 帝人ファーマが米国カリフォルニア州の在宅医療機器プロバイダーBraden Partners L.P.の株式を取得し、完全子会社化 | |
6月 | 先進複合材料の設計・開発に優れた実績を持つ(株)ジーエイチクラフトを子会社化 | |
2009年 | 2月 | 帝人ファーマ、スペインの大手製薬会社Laboratorios del Dr.Esteve S.A.と共同で、呼吸器系在宅医療事業の欧州展開を統括する合弁会社Esteve Teijin Healthcare S.L.を設立 |
3月 | 帝人ファーマ、米国における高尿酸血症治療剤「ULORIC」(TMX-67)の販売開始 | |
2010年 | 4月 | インドネシアのP.T. Teijin Indonesia Fiber Tbk.を譲渡 |
7月 | 太陽電池向けナノ粒子材料の設計・開発で優れた実績を持つナノグラムコーポレーションを買収 | |
2011年 | 11月 | 韓国に合弁によるセパレータ生産会社(Teijin CNF Korea Co., Ltd)設立 |
12月 | Teijin Advanced Composites America Inc.を米国に設立 | |
2012年 | 3月 | 帝人が中国化学繊維工業協会との相互連携に基本合意 |
10月 | 帝人テクノプロダクツ、および帝人ファイバーの産業資材事業を帝人に統合。NI帝人商事と帝人ファイバーのアパレル事業が統合し、帝人フロンティア(株)として事業を開始 | |
2013年 | 4月 | 帝人化成を帝人に統合 |
2017年 | 1月 | 北米最大の自動車向け複合材料成形メーカーであるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス社(Continental Structural Plastics Holdings Corporation)の全株式を取得し、完全子会社 |
7月 | 本店を大阪市中央区南本町一丁目6番7号(帝人ビルディング)より大阪市北区中之島三丁目2番4号中之島フェスティバルタワー・ウエストに移転 | |
2018年 | 3月 | 体外型補助人工心臓を開発する医療機器ベンチャーのメドテックハートを買収 |
4月 | 東邦テナックス株式会社を吸収合併 | |
8月 | 子会社の帝人フロンティアを通じて欧州を中心に自動車向け内装材の生産・販売を展開するジーグラー社(J.H. Ziegler GmbH)の全株式を取得し、完全子会社 | |
ポルトガルの自動車向け複合材料成形メーカーであるイナパル・プラスティコ社(Inapal Plasticos SA)の全株式を取得し、完全子会社 |
文:M&A Online編集部
この記事は企業の有価証券報告書などの公開資料、また各種報道などをもとにまとめています。
【訂正】「2012年10月には帝人テクノプロダクツを帝人に統合し、炭素繊維事業の強化を加速する」とありましたが、帝人テクノプロダクツはアラミド繊維事業会社として設立されたグループ会社で、炭素繊維事業は展開していませんでした。お詫びして訂正します。
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