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東レ<3402>、ドイツ不織布大手のフロイデンベルグと組み日本バイリーン<3514>にTOB

2015/08/07

東レは、ドイツの不織布大手Freudenberg SE(フロイデンベルグ、ワインハイム)と共同で日本バイリーンに対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。フロイデンベルグは現在日本バイリーンの株式33.4%を所有する筆頭株主で、東レは17.49%を所有する第2位の株主。買付の主体となるのはフロイデンベルグの完全子会社で買付目的会社のFTホールディングス。TOBにより株主をFTホールディングスとフロイデンベルグ、東レの3者のみとしたうえで、最終的にフロイデンベルグは所有割合を75%に、東レは25%にそれぞれ引き上げる。買付代金は351億円。日本バイリーンはTOBに賛同の意見を表明している。TOBが成立しても株式数が100%に満たない場合は、二段階買取などを実施し完全子会社化を目指す。

買付価格は1株あたり1200円で、公表前営業日の終値877円に対し36.83%のプレミアムを加えた。買付予定数は2929万5247株で、下限は1632万4174株。買付期間は2015年8月10日から9月24日まで。決済の開始日は9月30日。

日本バイリーンは、他社との価格競争や技術革新競争が激しさを増すなか、経営能力の向上や人材強化などの抜本的な対策が必要となっていた。そのため、フロイデンベルグと東レは連携を強化し日本バイリーンの資本関係を再構築することで、迅速な意思決定体制の構築を図ることにした。

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