【セブン&アイHD】なぜそごう・西武を再生できなかったのか?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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「脱小売」という変化についていけなかった

これは1991年のピーク時に比べると半分以下に落ち込んだ百貨店市場に魅力はなく、「そごう・西武」の企業価値は所有する不動産しかないという「見立て」から。つまり不動産管理を「そごう・西武」に戻したことで、ようやく買い手がつくということだ。

実はこの「見立て」こそが、セブン&アイによる「そごう・西武」買収失敗の原因を示唆している。一言でいえば、鈴木氏は「小売」の枠組みから出ることができなかったのだ...

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