LINEの300億円キャンペーンがスタート、期間中の他のスマホ決済どこがお得?
LINE Payは2019年5月20日から総額300億円を投じるキャンペーン「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」を実施する。スマホ決済サービスの勢力図にどのような変化が起こるのか。
ヤフー<4689>は2019年6月3日からオークションサイト「ヤフオク!」に出品した商品が売れた際の売上金を、スマートホン決済サービスPayPayにチャージできるようにした。
ヤフオクで個人らが受け取る出品商品の売上金は年間およそ9000億円。これがPayPayにチャージされると大きな購買力になる。
ヤフーは同日からショッピングサイト「Yahoo!ショッピング」でのオンライン決済手法としてPayPayが使えるようにしたほか、他のサービスについても順次、PayPayによる決済手法を広げていく。
PayPayはこれまで2度、支払金額の20%を還元する100億円キャンペーンを実施し、加盟店に対しても取り扱い手数料を3年間無料にする対策を講じ、利用者と利用可能店舗の拡大に取り組んできた。
これら費用はすべてPayPayの負担であり、PayPayの親会社であるヤフーやソフトバンク<9434>の負担であった。
これはスマートホン決済サービスで一定のシェアを取るための作戦であり、今後は「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」などのヤフー関連サービスの利用者拡大や、ソフトバンクの携帯電話利用者の拡大などを目指す刈り取りの時期になる。
6月3日はその転換点であり、PayPayが新しいステージに入ったことを意味する。今後は、これまでのような話題性の高い100億円キャンペーンとは一味違ったキャンペーンを打ち出すことになりそうだ。
どのような内容になるのか。ショッピング、オークション、携帯電話料金、商品購入代金の支払いなどソフトバンクグループへの囲い込みが進むことが予想されるため、利用者はもとより競合企業からの注目度は高い。
フリーマーケットのように個人が物品の売買を行えるスマートホンアプリを運用するメルカリ<4385>は、年間5000億円の出品商品の売上金を、メルペイにチャージしてスマートホン決済ができるようにした。4月にスマートホン決済サービスauPAYを始めたKDDI<9433>は、1年間に付与するポイントが2000億円ほどになるという。
それぞれの陣営による囲い込み合戦の落ち着き先はどこなのか。消費税率が8%から10%に引き上げられる2019年10月には、キャッシュレス化を促進するための施策が実施される予定で、ここでも大きな変化が見込まれる。2019年後半は大変革を体験できる貴重な期間となりそうだ。
文:M&A online編集部
LINE Payは2019年5月20日から総額300億円を投じるキャンペーン「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」を実施する。スマホ決済サービスの勢力図にどのような変化が起こるのか。
PayPayが攻勢の手を緩めない。2019年5月13日に利用金額の20%分を還元する第2弾100億円キャンペーンを終了したばかりだが、6月から「PayPayチャンス」や「ワクワクペイペイ」を実施する。
ソフトバンク、ヤフー傘下のPayPay(東京都千代田区)は、同社が運営するスマートホン決済サービスPayPayで、個人間決済を可能にした。今後はこうした機能面での競争も激化しそうだ。
ソフトバンク系のスマートホン決済サービスを手がけるPayPayが支払額の20%を還元するキャンペーンをかぶせてきた。LINE Pay、楽天ペイ、d払いを交えたキャンペーン合戦は混沌としてきた。
楽天がスマートホン決済サービスのキャンペーン合戦にようやく参戦する。楽天ペイは2019年3月25日から楽天カードを設定したスマートホン決済で、ポイントを最大40倍還元する。
「メルペイ」がいよいよスマートホン決済サービスに本格参戦する。主戦場であるバーコード決済を2019年3月25日から全国45万店で行えるようにする。
スマートホン決済サービスが広がる中、コンビニエンスストアでも陣取り合戦が激化してきた。店舗ではコミュニケーションアプリ企業、通販企業、携帯電話会社、コンビニエンスストア自体が入り乱れての戦いとなる。
PayPayはヤフオクドームで販売する生ビールの支払いに、「PayPay」を利用すれば、通常1杯700円の生ビールを350円の半額で販売する。将来はヤフオクドームの完全キャッシュレス化を目指す。
携帯電話会社によるスマートホン決済サービス利用者の争奪戦が激化してきた。「100億円あげちゃうキャンペーン」で先行したPayPayを、ドコモやauが新たなキャンペーンで追撃する構図が鮮明になってきた。
りそなホールディングス<8308>傘下の、りそな銀行と埼玉りそな銀行が、銀行らしいスマートホン決済サービスを2019年2月25日から始める。
メガバンクによるキャッシュレス社会の実現に向けた動きが広がってきた。キャッシュレス化進展に伴う、企業によるシェア争いは今後、政府を巻き込んだ方向にも広がりそうだ。
PayPayは2019年2月12日から2019 年5月31日まで、スマートホン決済サービス「PayPay」で、「第2弾100億円キャンペーン」を実施する。
楽天、LINE、PayPayの陣取り合戦が盛んだ。すでに一部の小売店や家電量販店、飲食店などでは楽天、LINE、PayPayが入り乱れての競争になっており、終わりなき陣取り合戦の様相を呈してきた。
楽天生命パーク宮城での、楽天イーグルスの試合観戦が完全キャッシュレスになる。2019年のシーズンからで、スタジアム内のすべての店舗で現金が使えなくなる。
PayPayは2018年12月27日にクレジットカードの不正利用の被害者に対し、返金額の全額を同社が補償すると発表した。
PayPayやLINE PayなどのスマートホンによるQRコード支払いサービスで旋風が吹き荒れる中、楽天<4755>が電子マネーで攻勢をかけている
PayPay「100億円あげちゃう」キャンペーンの大ヒット後、対抗策が注目されていた楽天ペイがジャブを放った。加盟店を増やし、スマートホンQR決済サービスで主導権を目指す。
ソフトバンクとヤフーは、インドのデジタル決済会社Paytmと連携してスマートホン決済サービスPayPay事業に乗り出した。PayPay事業立ち上げで連携したPaytmとはどのような企業なのか。
SBIホールディングスが同社が発行するスマートフォン上でチャージや決済ができるコイン「Sコイン」の実証実験を始める。キャッシュレスを巡りSBI、LINE、楽天、メガバンクが覇権争い。