ソフトバンク<9434>系のスマートホン決済サービスを手がけるPayPayが支払額の20%を還元するキャンペーンをかぶせてきた。

最も有利なキャンペーンを適用

PayPayは2019年3月29日15時から18時までの3時間、加盟の飲食店でPayPayを使用すると支払額の20%を還元するキャンペーン「3月29日はプレフラPayPay!」を実施する。

同社は2019年2月12日から5月31日まで「第2弾100億円キャンペーン」を実施中で、期間中に加盟店でPayPayを使用すると支払額の最大20%が戻ってくる。

今回は経済産業省とキャッシュレス推進協議会の会員企業が推進している「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」に賛同しての取り組みというが、3月29日の15時から18時までの3時間はキャンペーンの二重状態となる。

ただダブルキャンペーンでも40%還元とはいかず、「3月29日はプレフラPayPay!」のキャンペーン中に「第2弾100億円キャンペーン」でPayPay決済を利用した場合は「最も有利なキャンペーンのみが適用され、2つ以上のキャンペーンが併用されることない」という。最も有利なキャンペーンとはどれなのか。消費者の悩みは小さくない。

混沌としてきたキャンペーン合戦

今回のキャンペーンでの還元率は「PayPay残高」「Yahoo!マネー」での支払いが最も高く、通常特典(支払額の0.5%相当のポイント)に、支払額の19.5%相当のポイントが付加され、合計で支払額の20%が還元される。

次に高いのが「Yahoo! JAPANカード」による支払いで、0.5%の通常特典に18.5%のボーナスが加わり、合計で支払額の19%が還元される。

最も低いのが「Yahoo! JAPANカード」以外のクレジットカードによる支払いで0.5%の通常特典に9.5%のボーナスが加わり、合計で支払額の10%が還元される。還元の上限は1人1万円分まで。

LINE<3938>は2019年3月15日から3月31日まで「LINE Pay」による支払いで20%還元キャンペーンを実施中。

楽天<4755>系の「楽天ペイ」は2019年3月25日から4月8日まで、楽天カードを設定したスマートホン決済で、ポイントを最大40倍還元するキャンペーンを、NTTドコモ<9437>も2019年3月1日から3月31日までスマートホン決済サービス「d払い」のポイントを通常の40倍にする「d払いでdポイント40倍還元!キャンペーン」を実施中。いずれもポイント40倍は支払額の20%に相当する。

横並びの還元率の中でどこが抜け出すのか。キャンペーン合戦は混沌としてきた。

文:M&A Online編集部