「メルペイ」スマホ決済に本格参入 メルカリ残高が利用可能
「メルペイ」がいよいよスマートホン決済サービスに本格参戦する。主戦場であるバーコード決済を2019年3月25日から全国45万店で行えるようにする。
楽天<4755>がスマートホン決済サービスのキャンペーン合戦にようやく参戦する。楽天ペイは2019年3月25日から楽天カードを設定したスマートホン決済で、ポイントを最大40倍還元する。
還元率は20%で、現在キャンペーン中のLINE<3938>系の「LINE Pay」ソフトバンク<9434>系の「PayPay」、NTTドコモ<9437>の「d払い」と同じ還元率となる。さらに楽天キャッシュに1000円以上チャージすると抽選で毎日100人に1000ポイントが当たるキャンペーンも合わせて実施する。
キャンペーンは2019年4月8日までで、ポイントは 2019年5月31日ごろ付与され、2019年6月30日まで利用可能。PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」など、話題を集めたキャンペーンを静観してきた楽天が満を持しての登場となる。
ポイント最大40倍キャンペーンは3つの特典からなる。1つはキャンペーン期間中の支払いがすべて通常の20倍のポイントとなる特典。2つ目はキャンペーン期間内に、初めての支払いをした場合、支払い金額に対するポイントが10倍になる特典。
3つ目はキャンペーン期間中に500円以上、3回以上の支払いをした場合に支払い金額に対するポイントが10倍になる特典で、これらを合わせた還元ポイントの上限は1人3000ポイント。
楽天キャッシュに1000円以上チャージすると抽選で毎日100人に1000ポイントが当たるキャンペーンでは、付与する1000ポイントは上限の3000ポイントには含めないとう。
スマートホン決済サービスはメルカリ<4385>の子会社メルペイが2019年3月25日にスマートホン決済サービスに本格参戦するほか、auを展開するKDDI<9433>も2019年4月からスマートホン決済サービス「au PAY」を始める。
KDDIはキャンペーンについては現時点では何も発表していないが、同社が何らかの顧客獲得策を打ち出せば、スマートホン決済サービスを手がける主要企業のキャンペーンがでそろうことになる。
文:M&A Online編集部
「メルペイ」がいよいよスマートホン決済サービスに本格参戦する。主戦場であるバーコード決済を2019年3月25日から全国45万店で行えるようにする。
ソフトバンクとヤフーは、インドのデジタル決済会社Paytmと連携してスマートホン決済サービスPayPay事業に乗り出した。PayPay事業立ち上げで連携したPaytmとはどのような企業なのか。