PayPayが20%還元キャンペーンを終了した翌日、今度はLINE<3938>が20%還元キャンペーンを始めた。2018年12月14日から同12月31日までLINE Payで支払いをすると支払額の20%、最大5000円が還元される。     

PayPayのキャンペーンとの違いは期限が定められており、期間中にキャンペーンが終了することがないことと、最大還元金額が5000円とPayPayの10分の1に抑えられていること。 

PayPayのキャンペーンと比べるとインパクトは小さいが、それでもPayPayのキャンペーンで刺激されている消費者は間違いなく、LINEのキャンペーにも飛びつくはずだ。

火が付いた消費行動

PayPayは支払い額の20%を還元する「100億円あげちゃう」キャンペーンを2018年12月4日に開始。2019年3月まで継続する予定だったが、還元総額が100億円に達した12月13日に、わずか10日でキャンペーンを終了した。 

この間、コンピューターシステムが何度もダウンするほど利用者が急増、消費者に大きな衝撃を与えた。期間中であっても100億円に達した時点でキャンペーンを終了するという仕組みが消費行動に火をつけたようだ。

LINE Payのキャンペーンは途中で終了することはなく、還元金額も最大5000円と低いため、消費者の過度の集中はないと考えられる。 

ただPayPayのキャンペーンで刺激された消費者は、PayPayのキャンペーンと同じように LINE Payキャンペーンを利用するに違いない。LINEでは今回のキャンペーンを「12月Special」としており、引き続き他の月でもキャンペーンを打ち出す姿勢を見せており、将来への期待を高めている。 

一騎打ち状況になったPayPayとLINEの攻防を静観している楽天<4755>はどう動くのか。いつどのようなキャンペーンを打ち出すのか、消費者の関心は早くもそちらに向かっている。気の早い消費者は楽天ペイの利用準備を始めそうだ。

文:M&A Online編集部