ルネサスエレクトロニクス…「日の丸半導体」の真の旗手になれるか?|ビジネスパーソンのための占星術

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ルネサスエレクトロニクス(写真は武蔵事業所、東京都小平市)

定期的に試練が発生しやすい傾向

では次に、ルネサスエレクトロニクスの今後の流れを見てみようと思います。

ルネサスの最近の話題はやはり、英半導体企業のダイアログ・セミコンダクターの大型買収でしょう。ですが、その発表があった翌月の3月に那珂工場(茨城県ひたちなか市)で火災が発生し、製造ラインが停止する事故が起きました。生産能力の完全な回復は6月中旬が見込まれています。

この2021年2~3月のホロスコープを見てみると、ルネサスにとって試練とも言えるハードな天体配置になっていました。

そもそもルネサスのホロスコープは定期的に試練が発生しやすく、様々なトラブルに見舞われやすい傾向があります。

その中でも今年初旬のハードさはかなりのもので、火災によるトラブルもさることながら、このようなネガティブなタイミングで発表をした買収案に少々不安を感じます。

ルネサスにとってハードな天体配置は概ね、地に足が着かない拡大されすぎた理想か、従業員の挫折のいずれかになりやすいのですが、今年の初旬は拡大されすぎた理想が焦点になっていて、ギャンブル的な決断が含まれているのではないかと感じます。

今回のルネサスの買収発表について無理をしすぎという意見がある一方で、先見の明があると評価する意見もあります。

英ダイアログ買収、行方を決める勝負どころ

いずれにしても、今回の買収の結果によってルネサスが大きく生まれ変わるほどの変化が起きることはホロスコープからも読み取れますので、今後のルネサスの行方を決める勝負どころと言えそうです。

ルネサスにとって2021年はかなりストレスがのしかかってくる時期で、これが21年11月頃まで続きます。

英ダイアログの買収完了は21年末までを見込んでいますが、12月頃にはルネサスの天体配置が幸運な状態になりますので、この時期と重なれば発展的な方向へとスムーズに流れていく可能性が強くなりそうです。

少し先の予測になりますが、今回のようなハードな天体配置が再びルネサスに影響してくるのは2027年~28年にかけてになります。

この時も恐らく、大改革をせざるを得ないような事態になっている可能性があり、それを乗り越えることでさらなるステージアップを目指すキッカケになる時期になると思われます。

成功を実現する企業として設立されたのは間違いないですが、そのための試練も多く経験しやすい傾向もあり、今後のルネサスの動向によって日本企業全体に大きな影響をもたらすことを考えると、他国のライバル企業に負けない立ち回りを期待したいですね。

※次回公開は7月9日です。

柳川 隆洸 (やながわ・りゅうこう)

株式会社Furyu代表、TimeDirecter 

1978年大阪生まれ。 神戸芸術工科大学卒業後、アパレル会社に入社。インターネット物販が今ほど認知されていない時代に、アパレル販売サイトを立ち上げ、3か月で月間売り上げ1,000万円を超す人気店に成長させ、入社後わずか6か月で部長に就任。2つのブランドを1年でインターネットだけで年間売上5億円超へと成長させる。

自社ブランドの上場会社へのM&Aや取締役を経て独立。蓄積したWebマーケティングの知識を体系化し、社会人向けの起業スクールを立ち上げるかたわら、これまでの自身のビジネス活動で活用していた占星術が人生を大きく発展させてくれると確信。占星術を「より良く生きるための優れたツール」としてサービス提供を開始する。

完全紹介制で始めた占星術セッションは口コミで評判がひろまり、著名人や経営者など各界のリーダーをはじめ、1,000名以上の人のセッションを行なう。また、「あなたの未来がわかる手帳」として「TIME DIRECTION CAL」という完全パーソナルなカレンダーを発行し、人気を博している。

http://www.timedirection.com/


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