環境・社会イノベーションは新エネルギー、土木工事(電線地中化、上下水道)、電気・空調設備の3つが主なターゲット。このうち、新エネは太陽光発電工事、屋根型ミドルソーラー、EV(電気自動車)充電器・蓄電池の設置工事などを指す。
もう一方のICTソリューションはLAN・PBX配線工事、Wi―Fi導入(小中高校、ホテル向けなど)、データセンターの運用、ドローン事業などを注力分野とする...
江戸時代に大阪・道修町で産声を上げた武田薬品工業は、数々のM&Aによって成長し、フランス人社長が率いる世界企業となった。日本では過去最高額となる約6兆8000億円を投じるアイルランドの製薬会社シャイア―の買収にも自信たっぷりだ。
ラオックスが大きく経営の舵を切る。これまでは中国人観光客向け免税品の売上高が全体の75%を占めていたが、3年後にはこの比率を37%ほどに引き下げる。免税品以外の事業の売り上げを伸ばし実現する。同時に全体の売上高を3年間で2.5倍に高める。
日本通運がM&Aで新分野に挑戦している。国内最大手の日通も成長市場の宅配便で惨敗し、自社が得意とする法人輸送も国内外の物流会社から「侵略」を受けている。日進月歩の物流業界で生き残り、競合他社を出し抜くにはスピードが必要。そのためのM&Aなのだ。