2023年のM&A戦線は早くも第1コーナーを過ぎた。1~3月の上場企業によるM&A件数(適時開示ベース)は275件と前年を38件上回る好ダッシュを見せた。そんな中、最も多くのM&Aに取り組んだ企業はどこだったのか?
1~3月中にM&Aを手がけた上場企業は245社(275件)。このうち1社で複数のM&Aを手がけた企業は27社を数えた。件数トップは電通グループ、ミンカブ・ジ・インフォノイド、ワキタの3社の各3件で、ENEOSホールディングス、三井物産、森永乳業など24社は各2件だった...
2022年のIT・ソフトウエア業界では、DX化の進展に伴い、医療やセキュリティ、マーケティング、EC(電子商取引)、暗号資産などさまざまな分野でM&Aが実現。件数、金額ともに高水準で推移した。