2022年のM&A件数(適時開示ベース)は前年比8.2%増の949件と前年(877件)に記録したリーマンショック(2008年)後の最多を大幅に更新した。海外案件は落ち込んだが、国内案件が高水準で推移し、全体の件数を押し上げた。一方、年間の取引金額は24%減の6兆5612億円で、こちらは2015年(6兆1831億円)以来の低水準にとどまった。
上場企業の適時開示情報のうち経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Online編集部が集計した...
2022年のIT・ソフトウエア業界では、DX化の進展に伴い、医療やセキュリティ、マーケティング、EC(電子商取引)、暗号資産などさまざまな分野でM&Aが実現。件数、金額ともに高水準で推移した。