フジ・メディア・ホールディングスは、BS放送事業を手がけるビーエスフジ(東京都港区。売上高63億7000万円、営業利益3億5200万円、純資産73億9000万円)を株式交換により完全子会社化することを決めた。現在ビーエスフジは持ち分法適用関連会社で、株式44.50%を所有している。株式交換実施予定日は2011年4月1日。

フジ・メディアHDはグループの企業価値向上のため、2008年10月に認定放送持ち株会社体制へと移行し、放送事業を核とした事業再編の検討を進めてきた。今回、完全子会社化によりビーエスフジとの協力体制を一層強化し、地上波を主力としつつ、BS・CSと合わせた3波一体運営による放送事業の展開を目指す。

株式交換比率はフジ・メディアHD1:ビーエスフジ0.10で、ビーエスフジの普通株式1株に対して、フジ・メディアHDの普通株式0.10株を割り当てる。完全子会社化後、フジ・メディアHDはビーエスフジの無償減資を行い、ビーエスフジが抱える累積損失(2010年3月期末現在236億円)を解消する予定。