ベンチャーエンタープライズセンター(VEC、東京都千代田区)がまとめた2022年(1~12月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内向け投資額は2550億円と前年を12%%上回り、2013年に現行方式で調査を開始して以来2年連続で最高を更新した。「コロナ禍」1年目の2020年は約30%の大幅な落ち込みとなったが、アフターコロナによる経済正常化の到来を見据え、ベンチャー投資が一段と活発化した。投資件数も過去最高で、20.1%増の1676件だった。
VECは四半期ごとに国内VC(事業会社によるコーポレートベンチャーキャピタルを含む)による投資動向調査を集計している...
3年目を迎えたコロナ禍の中、2022年の外食・フードサービス業界のM&Aは一段と冷え込んだ。客足は戻りつつあったものの、コロナ前の状態には至っておらず、多くの企業が身動きの取れない状況に陥ったようだ。