ハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」で好評の「ブックツリー」は、本の専門家たちが私たちの“関心・興味”や“読んでなりたい気分”などに沿って、独自の切り口で自由におすすめの本を紹介する企画です。
そんな数あるブックツリーの中から、ビジネスパーソン向けのものを編集部が厳選! 教養や自己啓発、ビジネスの実践に役立つものをピックアップしてお届けします。
ブックキュレーター:石倉洋子
次のような観点から日本、外国、いろいろな業界の事例を選んでみました。
1.テーマについて誰も一度は読んでおくべき古典
2.刻々と変わる世界における大きな組織の転換や起業した後の危機的状況へどう対応するかの実践事例
3.リーダーシップを発揮する機会は誰にでも必要という点を強調した書籍
多方面で今でも通用するコンセプトを提唱しているドラッカーの古典。リーダーシップについても、読み返してみると、なるほどと思い知らされるメッセージが多数収録されている。
日本を代表する、しかし沈みかかっていた大企業・日立製作所を、半分外部から見ていたリーダーグループが、どう改革し、継続するか。日本の大企業でもしがらみなく大改革を試みたリーダーグループの活動記録。
DeNAというIT企業を起業するうえで、どんな事態に遭遇し、その危機を乗り切ってきたか、ひとつ間違えば会社が消滅する中での決断の実際を詳細に記した、今の時代、ベンチャーのリーダーシップを示す名著。
シリコンバレーのベンチャーとは何か、その経営者の直面する会社の存亡をかけた厳しい決断の数々。今の時代、米国で新しい業界で起業するときのリーダーシップの実際がわかる。
経営コンサルティングの採用担当の経験から導き出された教訓――リーダーシップこそ、これから必要な力。カリスマ的リーダーを求める声がとかく多い中で、リーダーシップは誰もが持つことができるものと提唱する。
ブックキュレーター:石倉洋子
経営学者。一橋大学名誉教授。上智大学外国語学部卒業後、フリーの通訳などとして活躍。ハーバード大学大学院にて経営学博士(DBA)取得。マッキンゼーでマネジャーを務めた後、青山学院、一橋、慶應義塾の各大学にて教鞭をとる。現在、数社の社外取締役を務めるほか、経営幹部研修、各種セミナーや国際会議のパネリストなどとして、精力的に活動を続けている。
※本記事はhonto「ブックツリー」より転載
数あるビジネス書や経済小説の中から、M&A Online編集部がおすすめの1冊をピックアップ。今回取り上げるのは「危機対応のプロが教える!修羅場の説明力」。説明力を養うために必要な4つの力とは?