2016年も残りあとわずか。そこで、今回は「編集部おすすめの1冊」年末特別篇として、今年売れたビジネス書をランキング形式で振り返る。

ランキングタイトル/著者/出版社
第1位嫌われる勇気(自己啓発の源流「アドラー」の教え)
岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社
第2位幸せになる勇気 (自己啓発の源流「アドラー」の教え)
岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社
第3位超一流の雑談力
安田正/文響社
第4位大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
井堀利宏/KADOKAWA
第5位自分を操る超集中力
DaiGo/かんき出版

honto調べ(集計期間:2016年1月1日~2016年11月30日)

2016年はアドラーがワンツーフィニッシュ!


岸見一郎、古賀史健『嫌われる勇気』

岸見一郎、古賀史健『幸せになる勇気』

アドラー心理学ブームのきっかけとなった1冊『嫌われる勇気』が第1位に。欧米ではフロイトやユングと並んで「心理学界の三大巨頭」と呼ばれるアルフレッド・アドラーの名前は、本著で一気に日本でも知られることになった。第2位には今年刊行されたその続編、『幸せになる勇気』がランクイン。どちらも、哲人と青年の対話形式で綴られていて読みやすいので、年末の一気読みにおすすめだ。人間の悩みは全て対人関係にあると唱えるアドラー。その言葉は、仕事では避けて通ることのできない人間関係についての考え方をガラリと変えるヒントになるはず。

続く第3位『超一流の雑談力』も対人関係にはなくてはならない、コミュニケーションスキルの一つ“雑談力”を取り扱った一冊。「そうですね」「なるほど」が口癖になっていないか、ドキリとさせられ、ビジネスシーンにおける雑談の重要性に気づかせてくれる。続編となる『超一流の雑談力 超・実践編「超・実践編」』と併せて読めば、2017年は雑談力がグッとアップしそうだ。

こうして振り返ってみると、やはり多くの人がビジネスシーンにおいて対人関係やコミュニケーションで悩んでいることが改めて分かる。

もちろん、何もビジネスに限ったことではない。日常生活における家族や親戚、友人、恋人など、人間にはさまざまな関係があるからこそ、悩みは尽きない。まさにアドラーが言うように、人間の悩みの根源は全て対人関係なのだ。アドラーブームは2017年もまだまだ続きそうな予感がする。

文:M&A Online編集部

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