法律相談サイト「弁護士ドットコム」や契約プラットフォーム「クラウドサイン」などを運営する弁護士ドットコム<6027>。近年、AIとリーガルデータを活用して新たなサービスを展開する「リーガルブレイン構想」、さまざまなリーガルプロダクトをワンストップで提供する「LaaS」(Legal as a Service)を戦略に、積極的にM&Aを行っている。同社の成り立ちからこの先のM&A戦略を追う。
弁護士ドットコムは2005年に設立されたオーセンスグループを前身とする...
小森コーポレーションは印刷機専業で国内首位に立つ。昨年は創業100周年の節。紙媒体の電子化などで印刷市場が縮小する中、オフセット印刷機を中心とする事業構造からの転換を着実に進めてきた。その同社が4年ぶりとなるM&Aを繰り出した。
ソフトウエアテストなどを手がけるSHIFTの2024年8月期の売上高が、初めて1000億円を突破する見通しだ。実現すれば100億円台に乗せた2018年8月期から数えてわずか6年での大台越えとなる。
旧日商岩井のシステム会社をルーツとするユーザー系SIerのインフォコムは、2024年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画で300億円の戦略投資枠を設けている。前中計での資本投資が42億円だったことを踏まえると、かなりの拡大だ。ここにきての投資強化は何を目的としているのだろうか。
サカタのタネは種苗会社として国内トップに立つ。170カ国・地域に花や野菜の種子を販売し、海外売上高比率は70%を超え、グローバル展開でも抜きん出る。同社躍進の牽引役の一つがM&Aへの積極的な取り組みだ。