2018年5月に設立されたGENDAは、M&Aを成長戦略の軸として業績を拡大し、5年後の2023年7月、東証グロース市場に株式公開を果たしている。
GENDAはゲームを中心とするアミューズメント企業。アーケードゲームのレンタル事業などからスタートし、商業施設のゲームコーナーの運営に展開。現在は、国内外で「GiGO」ブランドのアミューズメント施設や、カラオケチェーン店「カラオケBanBan」を合わせて約700店舗、ミニロケ(無人のゲームコーナー)を約1200カ所運営している...
日機装は、特殊ポンプや産業用機器などの工業部門と、国内トップシェアの血液透析装置を中心とするメディカル部門を経営の両輪とする。海外売上高比率65%に達するグローバル企業とあって、M&Aの主戦場は海外だ。
東北新社が事業再構築にアクセルを踏み込んでいる。コロナ禍の影響が広がった2020年以降、4件のM&Aを手がけたが、そのうちの3件は衛星放送チャンネルなどの売却案件が占める。既存事業の構造改革を断行しつつ、新たな収益基盤をどう確保しようとしているのか。
ゼンショーは2023年11月、公募増資等により約500億円の資金調達を実施すると発表した。2024年1月5日までに約408億円を調達。全額がM&Aの待機資金とされるが、投資先はどこか。
関西の大手私鉄である阪急電鉄や阪神電気鉄道などを傘下に持つ阪急阪神ホールディングスが、M&Aの動きを強めている。コロナ禍の影響が薄らいだ2022年、2023年と相次いで企業買収を発表したのだ。