「磯丸水産」「しゃぶ菜」「かごの屋」「あずさ珈琲」「いっちょう」など25のコアブランドを持つ外食チェーン大手のクリエイト・レストランツ・ホールディングス(HD)<3387>が、次のコアブランドとなる新業態の開発に向け、国内外のM&Aを活発化させている。
9月3日に、米国社からベーカリーレストラン事業を取得したのに続き、10月にはラーメン店「えびそば一幻」を手がける一幻フードカンパニー(札幌市)を傘下に収める予定だ...
オートバックスセブンはカー用品販売の業界トップに立ち、2位のイエローハットを売上規模で5 割以上引き離す。とはいえ、先行きは必ずしも安泰ではない。人口減による自動車保有台数の減少や若者層のクルマ離れで市場の縮小が避けられないためだ。事業の多角化と海外展開が経営課題となる中、その手立ての一つとしてM&Aにどう向き合うのか。
出版大手のKADOKAWAが厳しい状況に追い込まれている。同社グループの複数のサーバーが大規模なサイバー攻撃を受け、子会社従業員の個人情報などが流出しているほか、既刊出版物の出荷部数が大きく落ち込んでいるのだ。
オリックスは2024年3月に、個人向けローンや信用保証事業などを手がける子会社のオリックス・クレジットを、NTTドコモに譲渡した。これまで45年間、ともに事業を発展させてきた企業の経営権を手放すわけだが、関係が全くなくなるわけではない。
PR会社のベクトルがM&Aに力を入れている。同社が公表している沿革と適時開示情報を合わせたM&A案件を見ると、2023年は6件、2022年は5件となっており、2021年の0件、2020年の1件と比べると明らかに件数が増加しているのが分かる。