十六フィナンシャルグループ(FG)<7380>は岐阜県と愛知県を地盤とする銀行持株会社。十六銀行から2021年に持株会社体制へ移行。グループは十六銀行を含む9社で構成され、少子高齢化や労働力不足などの地域課題に対応しながら、M&Aを活用した地域経済の活性化を目指している。
同グループの歴史はM&Aの歴史と言ってもいい。前身の十六銀行は西南戦争が起こった1877(明治10)年に創立した国立第十六銀行が源流だ...
食品スーパーの「業務スーパー」や、カー用品販売の「オートバックス」などをフランチャイズ展開するG-7ホールディングスが、適時開示ベースでは4年半ぶりとなるM&Aに踏み切った。
大塚ホールディングスがM&Aを活発化させている。この1年間に3件のM&Aを適時開示したのだ。「第4次中期経営計画」では新規技術を拡充する方法として、大学や公的研究機関、企業との提携と並んで、企業買収を方針に掲げた。
三井松島ホールディングスのM&Aは特殊だ。本業とのかかわりなどではなく、「ニッチ、安定、わかりやすい」の三つを投資の指標とし、事業内容を絞らずに同社が面白いと判断した企業に幅広く投資しているのだ。
小森コーポレーションは印刷機専業で国内首位に立つ。昨年は創業100周年の節。紙媒体の電子化などで印刷市場が縮小する中、オフセット印刷機を中心とする事業構造からの転換を着実に進めてきた。その同社が4年ぶりとなるM&Aを繰り出した。