不動産大手のヒューリック<3003>が、個別指導塾「TOMAS」などを運営するリソー教育を5月28日に子会社化した。資本・業務提携を締結していたリソー教育をTOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資の引き受けを組み合わせて傘下に迎えた。同社は不動産を軸として、教育、健康、観光など多様な分野に進出しており、その局面でM&Aの出番がありそうだ。
ヒューリックのM&Aには資本・業務提携から買収に踏み込む、一つの“流れ”がある...
会社設立から約5年で20以上ものM&Aを行い急成長を遂げたGENDA。同社のM&A案件を見ると、主軸のアミューズメントゲームにとどまらず、映画、フード、ビバレッジと外縁を広げているかのように見えてくる。
ロート製薬がおよそ1年半ぶりにM&Aに踏み切ることになった。同社は2024年6月に、シンガポールの漢方薬製造販売会社のユーヤンサンを買収すると、2024年4月に発表した。
レストランや居酒屋などを運営するコロワイドが、M&Aにアクセルを踏み込んでいる。コロナ禍の中、大戸屋ホールディングスをTOB(株式公開買い付け)で子会社化した2020年9月以降は、企業買収が止まっていたが、再び成長に向け動きだした格好だ。
中堅百貨店にとって「冬の時代」が続いている。そんな中で東京を地盤とする百貨店の松屋が巧みなM&Aで生き残りを図っている。成長著しい量販店やショッピングモールに押されている百貨店業界で、松屋はどのようなビジネス戦略を展開しようとしているのか?