三井松島ホールディングス<1518>のM&Aは特殊だ。
本業とのかかわりなどではなく、「ニッチ、安定、わかりやすい」の三つを投資の指標とし、事業内容を絞らずに同社が面白いと判断した企業に幅広く投資しているのだ。
その背景にあるのは、祖業である石炭事業がいずれなくなるという危機感。事実、石炭事業からは2024年3月に完全に撤退した。
こうした将来に対する不安な思いを基に2013年からM&Aに力を入れ始め、これまでに買収した企業は10社を超える...
ソフトウエアテストなどを手がけるSHIFTの2024年8月期の売上高が、初めて1000億円を突破する見通しだ。実現すれば100億円台に乗せた2018年8月期から数えてわずか6年での大台越えとなる。