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【三井松島ホールディングス】M&Aで成長、撤退した石炭事業の穴を埋める

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写真はイメージです

三井松島ホールディングス<1518>のM&Aは特殊だ。

本業とのかかわりなどではなく、「ニッチ、安定、わかりやすい」の三つを投資の指標とし、事業内容を絞らずに同社が面白いと判断した企業に幅広く投資しているのだ。

その背景にあるのは、祖業である石炭事業がいずれなくなるという危機感。事実、石炭事業からは2024年3月に完全に撤退した。

こうした将来に対する不安な思いを基に2013年からM&Aに力を入れ始め、これまでに買収した企業は10社を超える...

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