調剤薬局最大手のアインホールディングス(HD)が500億円を投じ、インテリア・雑貨のFrancfranc(フランフラン。東京都港区)を傘下に収める。経営の第2の柱とするリテール(小売り)事業の強化が狙いだ。アインはこれまで調剤薬局の買収を重ねてきたが、今回は舞台を変え、同社として過去最大のM&Aに踏み切った。
Francfrancは商品の企画から生産、販売までをトータルに手がけるSPA(製造小売り)型で家具、キッチン雑貨、インテリア・ファッション雑貨、家電・照明などを取り扱う...
出版大手のKADOKAWAが厳しい状況に追い込まれている。同社グループの複数のサーバーが大規模なサイバー攻撃を受け、子会社従業員の個人情報などが流出しているほか、既刊出版物の出荷部数が大きく落ち込んでいるのだ。
オリックスは2024年3月に、個人向けローンや信用保証事業などを手がける子会社のオリックス・クレジットを、NTTドコモに譲渡した。これまで45年間、ともに事業を発展させてきた企業の経営権を手放すわけだが、関係が全くなくなるわけではない。
PR会社のベクトルがM&Aに力を入れている。同社が公表している沿革と適時開示情報を合わせたM&A案件を見ると、2023年は6件、2022年は5件となっており、2021年の0件、2020年の1件と比べると明らかに件数が増加しているのが分かる。
パラマウントベッドホールディングス(HD)は医療・介護用ベッドで国内シェア7割を握り、世界でもアジアを主軸にトップクラスに位置する。いよいよ「1000億円企業」の仲間入りを果たすが、意外にも本格的なM&Aとは距離を置いてきた。