「世界のHIBINO」への切符をつかむか

ヒビノは前回の東京五輪が開かれた1964年にスタートした。前身の日比野電気(1956年創業)を母体として、「ヒビノ電気音響」を設立し、業務用音響機器の設計・販売・修理業務に乗り出した。

半世紀余りを経て、来る東京2020大会では設備・設営の中核的役割を担うまでに発展を遂げた。「世界のHIBINO」への切符を手に入れることができるのか、要注目だ。

沿革と主なM&A
1964 日比野電気を母体に、ヒビノ電気音響を東京都台東区に設立
2006 東証ジャスダックに上場
映像・音響機器システムプランニングのメディア・テクニカル(東京都江東区、現ヒビノメディアテクニカル)を子会社化
2007 映像・通信機器販売などのアイテムプラス(東京都品川区)を子会社化
英国、香港に現地法人を設立
録音・音響機器輸入販売のヘビームーン(東京都世田谷区、現ヒビノインターサウンド)を子会社化
2008 音響・映像機器輸入販売のスチューダー・ジャパン―ブロードキャスト(東京都港区)を子会社化
2010 中国・上海に現地法人を設立
2013 映像音声機器のレンタル・販売のベスコ(東京都中央区、現ヒビノベスコ)を子会社化
ライブハウス「ケネディハウス銀座」運営のエィティスリー(東京都港区)を子会社化
舞台用など照明・音響機器販売のファーストエンジニアリング(東京都中央区、現ヒビノライティング)を子会社化
2014 映画館、ホール向け映像・音響機器の販売のコバレント販売(東京都中央区、現ヒビノイマジニアリング)を子会社化
イベント用映像・音響システムのメディアニクス(大阪市)を子会社化
2015 建築音響の日東紡音響エンジニアリング(東京都墨田区、現日本音響エンジニアリング)を子会社化
2016 業務用音響・映像機器販売のエレクトリ(東京都豊島区)を子会社化
業務用音響・映像機器販売のJVCケンウッド・アークス(東京都港区、ヒビノアークス)を子会社化
2017 米国に現地法人
ドイツの映像サービス企業AV-Xに出資(27.7%)
2018 タイに現地法人
業務用映像・音響機器販売のテクノハウス(東京都中央区)を子会社化
2019 (1月)音響機器販売の韓国Sama Soundグループ3社を子会社化
(1月)建築音響の日本板硝子環境アメニティ(東京都港区)を子会社化=発表
(2月)照明・音響サービス事業の米TLS PRODUCTIONSを子会社化=発表

文:M&A Online編集部