売り上げは5年で倍増

 2018年2月期の業績は売上高196億円(前期比21%増)、営業利益6億4800万円(同31%増)、当期純利益5億1600万円(同46%増)と大幅な増収増益を見込む。過去5年間の売上高をみると、105億円(2014年2月期)→113億円→128億円→164億円→196億円とほぼ倍増の勢いで推移。とりわけ、この2年間の伸長が著しい。既存グループ会社の業績の伸びに加え、2016年にゼリー製造の純和食品(埼玉県熊谷市)、日本酒の栄川酒造(福島県磐梯町)、チルド・冷凍とんかつ製造のエスケーフーズ(埼玉県寄居町)の3社を立て続けに子会社化したことが大きく寄与した形だ。

 一方、営業利益率をみると3%強にとどまっており、改善の余地は十分にある。

 グループ業績を牽引するのは業務用食材のヨシムラ・フード(埼玉県越谷市)と中華総菜の楽陽食品(東京都足立区)で、いずれも設立1年目の2008年に子会社化した企業。売り上げ規模はそれぞれ45~46億円(2017年月期実績)で双璧をなす。

 ヨシムラ・フードは産業給食(企業の社員食堂など)を中心に外食、スーパー、学校給食向けなどに各種食材を企画・販売する。自社では物流機能を持たず、販売先に直送する事業モデルを築いている。もともとは食品卸のミズホが前身(1984年設立)。子会社化した当時は総菜小売店を展開するデリカ部門を持っていたが、数年後に部門を譲渡して業務用食材に特化した。

 楽陽食品はスーパーなどで赤い箱でおなじみのチルドシウマイや、チルド餃子を製造販売している。1963年設立だが、1989年にホーネンコーポレーション(現J‐オイルミルズ<2613>)傘下に入り、その後、篠崎屋<2926>親会社が移っていた。主力のチルドシウマイの生産量は国内トップを誇り、年間3000万パックを販売する。北海道、新潟、埼玉、静岡、兵庫の5工場を持つ。

〇業績の推移(※2018年2月期は見込み)

決算売上高営業利益自己資本比率有利子負債
14/2105億円3.0億円38.4%19.8億円
15/2113億円 2.2億円38.3%16.6億円
16/2128億円 3.2億円49.2%11.9億円
17/2162億円 4.9億円42.4%23.7億円
18/2196億円 6.4億円