毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。今回はエイチ・アイ・エス(HIS、1980年12月19日設立)をピックアップしました。
旅行会社大手のHISはコロナの影響で2年以上、主力の海外旅行の業績が振るわず、苦しい状況でした。コロナ禍で2度の増資を決め、1300人の社員を出向させ、また港区神谷町の本社を売却したり、大赤字だった電力小売り事業も譲渡するなど対応に追われました。
8月には長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」を、香港投資ファンドのPAGに666億円で譲渡を決めました。さらに10月には税負担の軽減を目的に資本金を1億円に減資するなど、コロナ禍による影響はまだまだ余談を許さない状況です。
旅行会社にとって極めて厳しいこの局面を乗りきることが出来るのか、今後の同社を西洋占星術を使ってチェックしていきたいと思います。
まずはHISの傾向を占星術で見てみようと思います。企業の発展を意味する太陽が射手座にあり、他にも主要な3天体が射手座に集まっています。
射手座というと、常に発展を望み集団の力で目標を実現していく星座であり、このことからHISはかなり強い向上心を持った企業であることがわかります。
あと、射手座には海外や旅行を意味する星座でもあるので、海外旅行をメイン事業とする同社にとってはまさにのホロスコープであり、今後も海外に関係することが企業発展に欠かせないと言えます。
また、他社に対し楽しい未来をイメージさせる能力にも長けてますので、同社の「旅行の仕方を提案する」というコンセプトはホロスコープにも合致した内容です。
HISと言うと創業者である澤田秀雄氏の卓越した手腕と功績が目立ちますので、参考までに同氏のホロスコープもチェックしてみました。
大活躍する人には定番とも言える、太陽に対し冥王星というカリスマ性を意味する天体が強力にサポートをしており、難問に対するの強い突破力を才能として持っている人物だということがわかります。
また、何事にも徹底する力を持っていますから、このレベルで伴走できる人物はなかなか見つからないのではないかと思えるほどの力強さを感じます。コロナ禍という難しい局面においても澤田会長が手腕を振るえばなんとかなるという気持ちは、内外に根強いのではないでしょうか。