このシナリオを検討するにあたり、まずはシナリオ①同様、創業家の拒否権確保にどの程度の資金が必要かを試算してみます。
創業家グループを創業家関係者及び従業員持ち株会、自己株式として持ち株数を集計すると、創業家グループの持ち株数は以下の通りです...
2018年第3四半期の全TOB(12件)のTOBプレミアムの平均は33.39%、ディスカウントTOBを除く10件の平均は41.25%となりました。特殊要因として100%超えの取引が2件発生したことで全体の平均がかさ上げされたと考えられます。
ソレキア株を巡る争奪戦がヒートアップしている。フリージア・マクロス会長の佐々木ベジ氏は31日、TOB価格を3700円から4500円に引き上げた。富士通が29日に3500円から4000円に変更したことに対抗した。今後は富士通の対応が焦点だ。
自らが育てた経営陣に会社を承継させようと、MBOを考える未上場企業のオーナーは少なくないだろう。しかし、実際に活用するには資金調達をどうするかというハードルもある。果たして事業承継にMBOは使えるのか。