まず、11月2日公表の伊藤忠商事の決算説明資料によれば、2019年3月期通期の連結ベースの見込実質営業CF「5,000億円以上」、見込実質フリーCF「1,400億円+α」とのことですので、見込投資CFは差し引き3,600億円と考えられます。このうち、上期の投資実績は2,250億円とのことですので、下期の予算は差し引き1,350億円前後と考えられます。
次に、この連結ベースの全体予算のセグメントへの配分を予想してみます...
2018年第3四半期の全TOB(12件)のTOBプレミアムの平均は33.39%、ディスカウントTOBを除く10件の平均は41.25%となりました。特殊要因として100%超えの取引が2件発生したことで全体の平均がかさ上げされたと考えられます。
ソレキア株を巡る争奪戦がヒートアップしている。フリージア・マクロス会長の佐々木ベジ氏は31日、TOB価格を3700円から4500円に引き上げた。富士通が29日に3500円から4000円に変更したことに対抗した。今後は富士通の対応が焦点だ。
自らが育てた経営陣に会社を承継させようと、MBOを考える未上場企業のオーナーは少なくないだろう。しかし、実際に活用するには資金調達をどうするかというハードルもある。果たして事業承継にMBOは使えるのか。