トップ > スタートアップ > 大学発ベンチャー >大学発ベンチャーの「起源」(66) KAICO

大学発ベンチャーの「起源」(66) KAICO

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
初めての一般消費者向け製品となった「カイコ新型コロナ“抗体”測定サービス」キット(同社発表資料より)

KAICO(福岡市)は、九州大学発のバイオベンチャー。同大院農学研究院資源生物科学部門昆虫ゲノム科学研究室の日下部宜宏教授が手がけた昆虫のカイコのバイオリソース(生物遺伝資源)によるタンパク質の効率的な生産技術の実用化を目指し、2018年4月に設立された。

カイコを利用してワクチン生産を効率化

同社が力を入れているのは、カイコを利用して発現させた組み換えタンパク質を利用する医薬品の開発・製造支援事業。ヒトおよび動物用ワクチンの原料となる難発現タンパク質の受託発現や開発、生産などに取り組んでいる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5