ワープスペース(茨城県つくば市)は、筑波大学発の宇宙ベンチャー。2016年に設立され、前身となる大学衛星プロジェクトを含め、これまで3機の通信衛星を打ち上げた実績がある。同大の亀田敏弘准教授が社長として陣頭指揮をとり、民間としては世界初となる衛星間光通信ネットワーク「WarpHub InterSat」の実現を目指す。
同社は2018年、結婚記念プレートを超小型衛星で宇宙に届けるサービスを開始し、話題になった...
京都フュージョニアリング(京都府宇治市)は2019年10月に創業した京大発の新エネルギーベンチャー。「究極のエネルギー」とされる核融合発電の実現に向け、研究開発を進めている。核融合で出る中性子からエネルギーを回収するブランケットを開発中だ。
トウキョウアーチザンインテリジェンス(横浜市)は東京工業大学発の人工知能(AI)ベンチャー。社長を兼務する同大学の中原啓貴准教授が開発した新しいコンピューテーション(計算)技術の創出とAI技術の社会実装を目指し、2020年3月に設立した。
ルラビオ(広島県東広島市)は広島大学発のバイオ畜産ベンチャー。同大学大学院統合生命科学研究科の島田昌之教授らのグループによる研究成果をもとに2021年4月に設立した。精子を分離することで、家畜のオスとメスを産み分ける事業を展開していく。
コスメディ製薬(京都市)は京都薬科大学発の医療・製薬ベンチャー。高分子研究のコンサルティングを手がけていたと神山文男社長と薬剤学博士の権英淑取締役が中心となって、同大学薬剤学教室の研究成果をベースとして2001年5月に創業した。