サグリ(兵庫県丹波市)は岐阜大学発のハイテク農業支援ベンチャー。人工衛星やドローンの撮影データを利用した農地調査技術が高く評価されている。同社最高技術責任者(CTO)を兼務する田中貴同大応用生物科学部助教の人工衛星やドローンによるリモートセンシングでの豊富な経験をベースとし、2018年6月に創業した。
衛星データとAI技術・区画(ポリゴン)化技術を掛け合わせたデータプラットフォームを構築し、農業分野での課題解決に取り組む。自治体には法律に基づく農地の利用状況調査が義務付けられている...
きっちょーは大東文化大学発の畜産ベンチャー。2021年8月に同大3年生だった富田隼輔代表取締役と牛込ことみ代表取締役が創業。まだ珍しい都市型畜産事業の実現を目指す。社名はウズラの鳴き声が「御吉兆(ごきっちょー)」と聴こえることからとった。
東京ロボティクスは早稲田大学発のロボットベンチャー。倉庫や商業施設などの流通現場や農業、家庭などでは単純労働や危険作業は相変わらず人手に頼ったままだ。そこで同社はあらゆる場所で人間と共存できる作業用ロボットの普及を目指し、開発を進めている。
EV用電池交換サービスベンチャーの米AmpleがシリーズCで同社としては過去最高の1億6000万ドルを調達した。日本企業ではガソリンスタンドを全国展開するENEOSホールディングスが出資している。なぜ同社の事業がここまで注目されているのか?
Rabbit(東京都品川区)は学習院大学初の大学発ベンチャー。マイクロソフトOfficeのアプリ「Word」「Excel」「PowerPoint」教育講座の企画・運営を手がける。2013年に学習院大学経済学部経営学科1年生だった豊久凌仙社長が設立した。