ルラビオ(広島県東広島市)は、広島大学発のバイオ畜産技術ベンチャー。島田昌之同大学大学院統合生命科学研究科教授らのグループによる研究成果をもとに、2021年4月に設立した。島田教授が社長を兼務する家畜の精液冷凍保存を手がける同大学発ベンチャーの広島クライオプリザベーションサービス(同)が33%を出資しており、いわば「兄弟会社」となっている。
ルラビオは家畜のオスとメスを産み分ける事業を展開する...
RTi-castは東北大学発の災害情報ベンチャー。同社CTOを兼務する越村俊一東北大災害科学国際研究所教授の研究成果を元に、国際航業やNEC、エイツーなどの民間企業との産学共同で2018年5月に設立した。目指すは高速高精度の津波被害予測だ。
電気自動車の基幹部品である車載電池でトップを独走する中国CATL。2011年12月に創業したリチウムイオン電池ベンチャーで、2017年にはパナソニックを追い抜き、車載電池市場で世界一となった。その技術の「源流」は日本企業にあるという。
メロディ・インターナショナルは香川大学発のIoT(モノのインターネット)を利用した医療支援ベンチャー。同社顧問で胎児の状況を監視する「ドップラー分娩監視装置」を開発した原量宏香川大瀬戸内圏研究センター特任教授の研究成果をベースに起業した。