RTi-cast(仙台市)は東北大学発の災害情報ベンチャー。同社最高技術責任者(CTO)を兼務する越村俊一東北大災害科学国際研究所教授の研究成果をもとに、防災環境事業大手の国際航業(東京都新宿区)やNEC<6701>、緊急地震速報受信機を手がけるエイツー(東京都品川区)など民間企業との産学共同で2018年5月に設立した...
グリラス(徳島県鳴⾨市)は徳島大学発のフードテックベンチャー。同大学院社会産業理工学研究部で昆虫の発生・再生と進化のメカニズムを研究する渡邉崇人助教が最高経営責任者(CEO)、三⼾太郎准教授が最高技術責任者(CTO)に就任して立ち上げた。
メロディ・インターナショナルは香川大学発のIoT(モノのインターネット)を利用した医療支援ベンチャー。同社顧問で胎児の状況を監視する「ドップラー分娩監視装置」を開発した原量宏香川大瀬戸内圏研究センター特任教授の研究成果をベースに起業した。
フェニックスバイオは、広島大学発の医療試験ベンチャー。人間と同じ肝機能を持つマウスを使った薬効試験の受託などを手がける。2002年3月に設立された。2016年3月には東証マザーズ市場に上場を果たしている。その起源はヒト肝臓の再生だった。
アイセック(新潟市)は新潟大学発のビッグデータ分析・活用ベンチャー。2020年7月10日に「新潟大学発ベンチャー」第1号に選ばれた。地域の健康医療ビッグデータを分析して、住民の健康寿命を伸ばしたり病気予防に役立てたりする事業を手がけている。