2006年に海外に強い国際石油開発と国内を基盤とする帝国石油が共同持ち株会社の国際石油開発帝石ホールディングスを設立し、経営統合を果たす。両社の経営統合を後押ししたのが石油をめぐる外部環境の変化だった。
これを象徴する「事件」が国際石油開発帝石ホールディングス発足2年前の2004年に起こっている。国際石油開発とジャパン石油開発との経営統合だ。ジャパン石油開発は1973年の第一次石油危機を受けて、自主開発原油の安定確保のために設立した会社だった。
しかし、巨額の初期投資負担やその後の原油価格の下落、円高などで財務内容の悪化が続く...