ロイヤルホールディングスは2021年3月末に、総合商社の双日から約100億円、みずほ銀行、日本政策投資銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行の4行から60億円の金融支援を受け、合計約160億円を調達した。
自己資本は2019年12月末時点の約508億円から2020年12月末時点で約209億円に減少、自己資本比率も2019年12月末時点の49.6%から、2020年12月末時点で19.7%まで低下しており、自己資本増強による財務体質改善が必要と判断した...
電通グループは6月29日、電通本社ビルを少なくとも2680億円で売却する予定と発表した。11年間のリースバック契約を締結し、帳簿価格約1790億円の差額約890億円を譲渡益として2021年12月期連結決算に計上する見込み。売却後も本社の使用は継続する予定。
新型コロナウイルスの感染対策ビジネスに、異業種からの参入が目立ってきた。コシダカによるウイルス不活化機器と、キユーピーによるウイルス不活化剤がそれ。新規感染者数は増加傾向を示しており、異業種からの参入は今後も続くかも。
株式市場から「退出」する企業が増えている。今年上期(1~6月)の東京証券取引所の上場廃止は40社を数え、前年を2割ほど上回る。経営統合、経営陣による買収、業績悪化、親子上場の解消など理由はさまざまだが、その顔ぶれは有名どころが少なくない。
目薬最大手のロート製薬が痔の治療薬「ボラギノール」を製造する天藤製薬の株式67.19%を取得して子会社化すると発表した。買収金額は非公開だが、90億円程度とみられる。目薬メーカーが目をつけた天藤製薬の歴史は200年を超える。そのルーツは?